サムスン物産、カタールで2兆ウォン規模の「CO2輸送設備」工事を受注

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LNGプラントの排出炭素捕集および輸送プロジェクト…2030年5月完成目標

サムスン物産本館。出所=サムスン物産
サムスン物産本館。出所=サムスン物産

サムスン物産がカタールで2兆ウォンを超える大規模な環境に優しいエネルギー設備プロジェクトを受注することに成功した。今回の受注は、グローバルプラント市場におけるサムスン物産の施工能力を再び証明した成果と評価されている。

サムスン物産は23日、公示を通じて総2兆244億ウォン規模の「カタールCO2輸送設備工事」を受注したと発表した。会社側は発注者から落札通知書(Letter of Award)を受け取ったと伝え、今回の事業がLNG液化プラントから排出される二酸化炭素(CO2)を回収し、廃ガス田に輸送する設備を構築する工事であると説明した。

今回の契約の総工事金額は米ドル(USD)11億3151万5382ドルとユーロ(EUR)2億348万1000ユーロで構成される。サムスン物産はウォン換算基準について特定の時点の初回売買基準レート(ドルあたり1,477.80ウォン、ユーロあたり1,731.02ウォン)を適用して算出したと付け加えた。

工事契約期間は着工日から来る2030年5月29日までの予定である。契約金の支払い条件は工事進捗率に応じて代金が支払われる構造(Progress Payment)で行われる。サムスン物産は今回のプロジェクトを通じて中東地域内の環境に優しいインフラ構築分野での地位をさらに強化することが期待される。

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